うま吉新聞の見方について解説しておきます。
各馬の戦績部分は通常の競馬新聞と同じなので詳細は省きます。
このページでは、うま吉新聞オリジナルの印などについて解説します。
※解説に使っているデータは
2017年1月から2020年12月末までのデータとなります。
総数:12140レース
レース印
軸◎・軸?のレース印について
新聞の左上にある「レース印」について解説します。
想定1番人気の信頼度が印によって異なります。
※想定1番人気は、うま吉新聞で1番人気表記されている馬のことです。
最終オッズが1番人気の馬では無いので気をつけて下さい。
想定1番人気の成績(総レース数12140)
勝率:31.0%
連対率:49.7%
複勝率:62.7%
想定1番人気の成績
勝率:31.0%⇒40.5%
連対率:49.7%⇒62.0%
複勝率:62.7%⇒74.7%
全ての指標において大きく数字が上回ります。
このレース印の想定1番人気の信頼度は高いです。
レース総数の「33.9%」が該当します。
想定1番人気の成績
勝率:31.0%⇒28.3%
連対率:49.7%⇒44.6%
複勝率:62.7%⇒57.4%
全ての指標において平均より下回ります。
レース総数の「14.5%」が該当します。
想定1番人気の成績
勝率:31.0%⇒32.1%
連対率:49.7%⇒51.2%
複勝率:62.7%⇒65.8%
全ての指標において平均少しだけ上回ります。
普通の1番人気程度の信頼度と思って頂ければ良いと思います。
レース総数の「22.8%」が該当します。
想定1番人気の成績
勝率:31.0%⇒20.4%
連対率:49.7%⇒36.4%
複勝率:62.7%⇒48.9%
全ての指標において大幅に下回ります。
想定1番人気の信頼度がむっちゃ低いです。
レース総数の「28.8%」が該当します。
上記成績になるのは「想定1番人気の馬」であって
「実オッズが1番人気の馬」ではありません。
この点のみ気をつけて下さい。
レース充足率
レース充足率印について
レース充足率とは、該当レースにおいて
出走各馬のレース経験が4走以上ある馬が「何%いるか?」を
表している印になります。
簡単に言うと馬柱の「4走前」に成績が記載されている馬が
出走頭数に対して何%いるか?ってことです。
印は、「100」から「50」まで10刻みで記載しています。
上記だと出走全馬が4走以上を経験していると言うことです。
これが90になると90%~99%
60の場合は、60%~69%になります。
50の場合は、59%以下のレースが全て該当します。
レース総数(12140レース)に対する割合は
「100」が「44.0%」
「90~60」が「22.1%」
「50」が「34.0%」
※小数点第2位の四捨五入の影響でピッタリ100になっていません。
うま吉新聞は、新馬戦・障害戦はありませんので
含まれていません。
何故、レース充足率を表記しているかというと
うま吉指数のような指数は、レース経験がある方が
指数の精度が上がるために表記するようにしています。
馬印と指数の見方
うま吉新聞では、「うま吉指数」「期待値指数」「うま吉指数NEO」の
各レースにおける順位を馬印にして表記しています。
1位の馬:「◎」
2位の馬:「○」
3位の馬:「▲」
4位の馬:「注」
5位の馬:「△」
※うま吉指数は、整数で出来ているため同数が発生します。
同数の場合は、「タイ」となりますので
同じレースで「◎」が2頭・3頭いる場合もあります。
新聞上では左から
「うま吉指数NEO」
「期待値指数」
「うま吉指数」 となります。
指数は、上がうま吉指数で下が期待値指数です。
うま吉指数NEOの指数は、TargetFrontierJVの仕様上表記出来ません。
NEOは、馬印(◎~△)までの表記のみとなります。
うま吉指数NEOの指数を知りたい方は
うま吉データ会員にご入会頂ければTargetFrontierJV用のファイルで
「うま吉指数」「期待値指数」「勝率」「レース印」「うま吉指数NEO」を
全て納品させて頂いております。
うま吉データ会員の詳細はこちら
種牡馬・母父馬での色分け
僕が血統で参考にしているのは亀谷敬正さんが解説している
国別血統(日本型・米国型・欧州型)になります。
それを1頭1頭手入力でTargetFrontierJVに入れた物を
そのままうま吉新聞に表記しています。
予想するのに血統を用いる方は参考にしてみて下さい。
国別血統での予想方法や考え方を学びたい人は
下記の本は必読です。
日本型・米国型・欧州型かは、印に書いてあるので
個別に表示はしません。
緑色:日本型
茶色:米国型
水色:欧州型
母父も同様です。
騎手・調教師の色分け
うま吉新聞では、成績の良い「騎手」と「調教師」も色分けすることで
視覚的にリーディング上位の騎手と調教師が分かるようにしています。
(集計データ)
成績は、直近の成績も反映させるために
12ヶ月遡って集計しています。
このことにより、過去成績が良かっただけだったり
直近だけ成績が良いだけだと色が付かないようにしています。
(色分けする時期)
基本的に月が変わったら再集計して色分けをしています。
(色分けルール)
馬券を買う我々が気になるのは「3着まで」
よって「勝率」「連対率」「複勝率」の3つの指標を使います。
これら指標が
「勝率」:10%
「連対率」:20%
「複勝率」:30%
を越えているかどうか?で判断します。
3つとも越えている場合は「水色」
2つだけ越えている場合は「緑色」
1つだけ越えている場合は「紫色」
例えば
武豊騎手の場合は、水色ですから
新聞発行時に「勝率」「連対率」「複勝率」すべての指標において
過去12ヶ月の成績が全て上回っていたと言うことです。
ちなみに・・・。
2107年から2020年12月末までに
1勝でも挙げた騎手は「160人」いるのですが
水色の騎手は、たった16人の1割(うち3人は短期免許騎手なので実質13人)
そのたった1割(16人)の騎手が総数12140レースのうち4489勝(36.9%)を
挙げているんだから驚きです。
※新馬戦は含まれません。
新馬戦(芝レース)は、水色騎手の勝ち数が多いです。
これが重賞になるともっと極端で
518勝のうち何と311勝(60%)をもぎ取っています。
GIレース開催週になると裏開催の重賞レースは
水色騎手がいないってレースもあるから実際の占める割合は
もっと高いと思いますw
過去走の色分け
うま吉新聞では過去走を4つで色分けしています。
(逃げ)
(先行)※マクリも含む
(差し)
(追い込み)
脚質を色分けすることでパッと全体を見たときに
予想するレースの展開がどうなるか?が分かるようになっています。
赤や青っぽい色が多ければ先行争いが激化しそうですし
緑や白が多ければペースは落ち着きそうとか。
視覚的に捉えてからじっくり予想してみて下さい。
なお、脚質を分けるルールはTargetFrontierJVのルールになります。
どういうルールか?を知りたい方はTargetFrontierJVのQ&Aを確認してください。
うま吉新聞各指数の解説
うま吉新聞は、3つのオリジナル指数を馬印で表記。
2つのオリジナル指数を指数表記しています。
各指数について順位毎の成績を解説しておきます。
うま吉指数
3~54の整数で成り立っている指数で
数字が少ない(低い)方を上位扱いします。
(順位別成績)
(2017年1月から2020年12月末・総数12140レース)
基本的に上位ほど的中率(複勝率)・回収率が高いです。
7位以下の馬は単複の基準値80を下回っているので
馬券を買うには別に何か根拠が必要かな、と感じます。
(芝レース順位別成績)
(ダートレース順位別成績)
(1位~3位馬連BOX)
※タイの馬が含まれるレースがあるため3頭BOXにならない場合があります。
(1位から1位~3位へ馬連流し)
※タイの馬が含まれるレースがあるため2点流しとはならない場合があります。
(1位~3位ワイドBOX)
※タイの馬が含まれるレースがあるため3頭BOXにならない場合があります。
(1位から1位~3位へワイド流し)
※タイの馬が含まれるレースがあるため2点流しとはならない場合があります。
期待値指数
出走各馬の勝率に想定オッズを掛けることで
単勝回収値を算出しています。
その単勝回収値をうま吉新聞では「期待値指数」と呼んでいて
数字が大きい馬を上位として扱います。
(順位別成績)
(2017年1月から2020年12月末・総数12140レース)
期待値指数は、6位以下になると回収値の基準値80を下回ります。
馬券の回収率を上げるためには期待値指数6位以下の馬を
何の根拠も無く買い続けてはダメだと言えるでしょう。
(芝レース順位別成績)
(ダートレース順位別成績)
うま吉指数(NEO)
4から72の整数で成り立っている指数で
うま吉指数同様、数字が少ない(低い)馬を上位として扱います。
うま吉指数1位の回収値が若干下がってきていることを受けて
改良版として開発したのがNEOとなります。
うま吉指数をリニューアルするのでは無く
NEOとして新指数で公開したのは理由があって
NEOの方が勝率(複勝率)も回収値もうま吉指数よりも高いのですが
爆発力が少し弱いんです。
それ故に、NEOとして公開しています。
(順位別成績)
(2017年1月から2020年12月末・総数12140レース)
(芝レース順位別成績)
(ダートレース順位別成績)
(1位~3位馬連BOX)
※タイの馬が含まれるレースがあるため3頭BOXにならない場合があります。
(1位から1位~3位へ馬連流し)
※タイの馬が含まれるレースがあるため2点流しとはならない場合があります。
(1位~3位ワイドBOX)
※タイの馬が含まれるレースがあるため3頭BOXにならない場合があります。
(1位から1位~3位へワイド流し)
※タイの馬が含まれるレースがあるため2点流しとはならない場合があります。
まとめ
うま吉指数・NEO共に馬連・ワイドを3位までで購入すると
なかなか面白い回収率になってます。
さすがに全レース購入でプラスにすることは出来ませんが
レースを絞り込むことでプラス収支にするのは出来そうです。
TargetFrontierJVが使える方であれば
これらデータを全て納品しますので
ご自身で分析すると面白いと思いますよ。
うま吉データ会員の詳細はこちら
うま吉指数(NEO)を作成したときにも
馬券シミュレーションをしている記事があるので
宜しければこちらもご覧下さい。
うま吉新聞の見方は、以上となります。
新聞の見方について質問がある場合は
コメント欄に頂ければ記事にて回答させて頂きます。
ただし、馬券シミュレーションについて
これをこうしたらどうなるんですか?と言った質問には
申し訳ありませんがお答え出来ません。
それを知りたい場合は、データ会員になって頂き
ご自身でTargetFrontierJVを使って調べてください。
よろしくお願い致します。
妙味馬券ハンターうま吉。